当店は、不妊症、内膜症、痔、アトピー、生理不順、膀胱炎、更年期障害、水いぼ、冷え性、便秘など症状に合わせて手作りの漢方薬を調合しております。  お気軽にご相談下さい。


日本人に多い冷え性は、ただ体が冷えるだけではなく、万病の
元となります。現代人はクーラーや冷蔵庫の発達で、とても冷
えやすい環境にいます。果物の取りすぎにも、体を冷やします
ので注意が必要です。冷え性の原因はいくつか有りますので、
漢方薬的タイプ別に分けてみます。

 血液の少ないタイプ
血液が全身を循環して、手足や臓器を栄養して温めます。その
ため当然の事ながら血が不足すれば体が冷えてしまいます。
貧血気味であったり立ちくらみがしたり、比較的やせ形の女性
に多く、また生理不順を伴った場合が多いタイプです。漢方薬の
治療では造血作用があり血を温める処方を用いて治します。

 血液の循環の悪いタイプ
血行が悪いため部分的に悪い血が滞ったり、または活性を失っ
た悪い血が全身に巡って十分な働きをしない場合もあります。
この汚れた悪い血は様々な病気の元になります。このタイプの
方はいわゆる「冷えのぼせ」の症状が出ます。漢方薬では、停滞し
た悪い血を流し、血液を活性化する処方を用います。

 胃が弱いタイプ
古典漢方薬では、胃に入った穀物の気が熱エネルギーになって全
身に送られると考えています。そのため体の中心である胃が弱く
働きが低下すると元気が出なくなり、熱エネルギーを作れないの
で全身的に冷えてしまいます。このような方は胃も弱い場合が多
く便秘や下痢を繰り返すこともあります。漢方薬では胃を補ってあげ
て元気が出るような処方を用います。

 水分の多いタイプ
古典漢方薬では「水毒」と言って水分の取りすぎや水分代謝の悪い
状態を著しています。水の性質は、冷えであるので当然からだに
水が多いと冷えやすくなります。温度変化に敏感で汗をかきやす
く俗に言う「暑がりで寒がり」になります。漢方薬ではこのような場合
無理に利尿剤で水分をだすよう事はせず、血を温めながらゆっくり
出やすい場所から出していきます。

体質だと諦めないで、お気軽にご相談下さい。

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