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漢方薬名:天雄(てんゆう)
トリカブトの根です。
漢方薬で使われるトリカブトには、烏頭(うず)、附子(ぶし)、天雄(てんゆう)の
三種類が有ります。
附子は、秋に親根の横に付いた赤ちゃんです。その赤ちゃんが
冬の間に成長して、春に芽を出し一人立ちした若者が天雄。
晩夏に花を付け、子供(附子)を付け年老いていくのが烏頭です。
漢方薬では、ほとんどの処方が炮附子を使いますが、まれに生附子、烏頭
天雄を使う処方が出てきます。
三種類のトリカブトのなかで、天雄が一番陽気が強く、生気を良く助けます。
この天雄を使ったある処方(現在薬事法上、医薬品に指定されていない)を
精力剤として使っていた話もあります。ただ飲み過ぎて亡くなられたとか?
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